知育玩具として高い人気を誇るくもんの世界地図パズルですが、生産終了したという噂を目にした人も多いのではないでしょうか。実際は旧モデルの廃止やリニューアルで仕様変更がされていたりなど、販売はされています。この記事では生産終了の詳細と旧モデル・新モデルの違い、メリット・デメリットなど詳しくご紹介します。
くもんの世界地図パズルは生産終了?
くもの世界地図パズルは2018年に一度生産を終了しており、現在は廃盤となって販売されていません。しかし2020年2月にリニューアル版が発売され、現在入手できるのはリニューアルされた新モデルとなっています。
さらに2023年9月には20周年記念のスペシャルセット限定モデルも発売され、付属ポスターや解説書が充実しており、より深く楽しく世界地図を学べる内容になっています。したがって、旧バージョンは廃盤となっており、最新のくもんの世界地図パズルは生産終了しておらず通常購入が可能です。
旧モデルが廃盤になった理由は?
旧モデル(2018年以前)の世界地図パズルが生産終了した理由は、「生産の都合」や「原材料の入手が困難になったこと」が主な背景とされています。また、より親しみやすく学びの幅を広げるために、内容を刷新する目的もあったようです。
生産終了については、公式サイトなどで「生産の都合により一時廃盤となった」と明記されていますが、「生産終了します」といった公式発表はありません。リニューアル版も発売されたことから、生産終了が一時的・限定的なものだったため、公式発表は必要ないと判断した可能性がありそうです。
旧モデルと新モデルの違いは?
旧モデル | 新モデル | |
州別ピース | 州別ピースあり。難易度を段階的に上げて遊べた。 | 州別ピースなし。国別ピースのみ(85個) |
付属教材 | 国名確認地図・白地図・州別ピースなど | 旧モデルの2種類に加え、世界遺産すごろく・世界のことば・世界の気候分布・国旗チェックブックなどが追加された |
旧モデル・新モデルの大きな違いは、「付属教材と学習サポートの充実度」があげられます。旧モデルはシンプルな教材構成なのに対し、新モデルは学習補助教材が大幅に追加され、より幅広い知識が得られる内容に進化しています。
リニューアルで学習効果は変わった?
リニューアルで学習効果は「より幅広く・深くなった」と言われており、高評価を得ています。新モデルでは補助教材が増え、国の特徴や文化・気候など多面的な知識も自然とつくようになっています。ポスターや解説書が充実しており、親子で会話しながら世界への興味を広げやすくなったという声も。
遊びながら学べる要素が増えて子どもが楽しく継続的に学習できる環境が整い、理解度や記憶の定着にも良い影響があるとされています。リニューアルしたことで「単なる地理暗記」から「世界への興味や知識を広げる学習効果」へと進化しています。
くもん世界地図パズルのメリット
- ピースがつかみやすく扱いやすいので、小さな子どもでも遊びやすい
- 国の形や大きさ、場所を直感的に覚えやすい
- 地域ごとに色分けされており、一目で世界の構成が分かる
- 付録が充実しており、地理だけでなく言語や文化なども学べる
- 遊びながら学べるため、子どもの好奇心を広げやすい
これらのメリットがあり、楽しみながら世界への理解が深まる知育パズルとなっています。また、ピースをパズル台に収納できるため、子どもでも片付けしやすい・管理しやすいところもメリットのひとつです。
くもん世界地図パズルのデメリット
- 国が多くてピースが小さい物もあり、扱いづらい場合がある
- ピース数が多く、小さな子どもは集中力が続かない
- 国によっては複数の国が連結していて、細かい国単位で覚えにくいことがある
- 小さいピースは紛失しやすい
- 小さい子どもは親のサポートが必要
対象年齢が5歳以上ということもあり、特に小さな子どもや集中力が続きにくい年齢には難易度が高いと感じられることがあるようです。また、ピースを紛失した場合に備えて箱やパッケージを捨てずに保管し、メーカーの「ピース請求サービス」を利用できるようにしておくことがおすすめです。
利用者のリアルな声
「ピースがつかみやすく厚みがあっていい」「国の形や大きさも覚えやすい」「達成感が得られて自信につながる」など、知育効果や使いやすさを評価する声が目立ちます。付録が豊富で、遊びながら言語や文化など地理以外の知識も広がる点を評価する意見も多いです。
一方、デメリット側のリアルな声としては、「片付けが大変で親の忍耐が必要」という意見も。小さな子どもには難易度が高いばあいがあるため、「日本地図パズルから始めるといい」というアドバイスも見られます。
どこで買える?購入情報
ネット通販では、くもん公式オンラインショップ・楽天市場・ヨドバシカメラオンラインなど、多数のオンラインストアで取り扱っています。実店舗でも取り扱いがある場合はありますが、在庫状況は各店舗で異なるため、事前に確認することをおすすめします。
公式ショップや家電量販店では基本的に新モデルの取り扱いで、旧モデルは楽天市場やAmazonなどのネット通販で中古を中心に流通しているようです。限定モデルは数量限定で公式サイトを中心に販売され、現在は在庫切れや一部通販で高値で取引されることもあります。
くもん世界地図パズルと他社パズルの比較
くもんの世界地図パズルは付録も豊富なため、「遊びながら世界の知識を広げたい」「長く使いたい」という家庭に特に向いています。そして小さな子どもには、ピース数も少ない(47個)日本地図パズルから始めるのもおすすめです。
他社製品の世界地図パズルは、木製や磁石タイプ、3層構造で地形が学べるものなど素材や仕組みにバリエーションがあるため、好みによって選ぶことができます。くもんの世界地図パズルの通常価格は税込み5,720円で販売しており、他社製品は3,000円前後の物が一般的です。
まとめ
くもんの世界地図パズルは旧モデルの生産終了により一時「販売終了」と誤解されましたが、現在はリニューアルされ新モデルが販売されています。新モデルは付属教材が充実し、より深く楽しく学べる教材に進化しており、知育パズルとして高く評価されています。そして、親子で世界を知るきっかけになることが、くもんの世界地図パズルの最大の魅力です。